AndroidOSを搭載した堅牢型・多機能端末『アカサカテック HDT320』
2周波 RTK-GNSS受信タブレット端末
HDT320は、AndroidOSを搭載した堅牢型・多機能端末。2周波RTK-GNSSを2基搭載、スマホ感覚の操作性、重機への接続を前提に作られた強固な筐体、信頼性の高い物理ポートインターフェイスが特徴。現場・ビジネスニーズに応じた多種多様なアプリケーションに対応できます。
2モードの補正データ受信構成に対応
補正データをLTE接続で受信。単体で測位が可能な「Ntripモード」、HDT320を基準局・移動局として動作する「基準局モード」の2モードを選択できます。
【Ntripモード】
HDT320がLTEでインターネットに接続。補正情報配信サービスの補正データを受信することでネットワーク型RTK測位を実現します。
【基準局モード】
HDT320基準局として補正データをHDT320移動局にインターネット配信することで、2周波RTK測位を実現します。通信圏内であれば見通しが無くても約10km以内のエリアで補正情報の利用が可能です。
「HDT320」を活用したクラウド型転圧管理システム『アカサカテック SmartRoller』
SmartRollerは、堅牢型多機能タブレット端末「HDT320」を活用し、締固め工や舗装工などにおける締固め機械の施工管理を行うクラウドシステムです。
SmartRoller(スマートローラー)は、GNSS、TSを用いたICT転圧管理システムです。締固め工や舗装工などにおいて、「どの場所を、何回転圧したか」を、走行軌跡を用いて面的に管理することができます。クラウドサーバを介した現場との迅速なやり取り、データの一元化による業務の効率化とスピードアップで、管理者・オペレータの省力化につながります。
施工管理をクラウドサーバで一元化
<i-Constructionに対応、設計・施工・後処理がシームレスに連携>
施工エリアや工事設定など初期設定はすべて事務所内からクラウドで設定、重機オペレータは施工エリアを選択して施工を行うだけなので、施工作業に専念できます。施工結果は作業完了後にクラウドからダウンロード、次工程にスムーズにデータを連携することができます。
施工品質の向上
<工法規定方式に対応、転圧状況をリアルタイムで表示>
転圧した箇所が回数によってメッシュ毎に色分け表示されるため、施工しながら転圧回数の確認が即時に行えます。人為的ミスやオペレータによる品質差が少なくなり、施工品質の確保につながります。施工結果データはSmartRoller Webに送信され、事務所側で帳票を確認・印刷、さらに3D出来高データ出力も行えます。